「もう７さいになって、りっぱなおねえさんになったよ！」自分からなんでも楽しんで練習に取り組むYちゃんのキラリ感性✨

レッスンをしていると、生徒さんとの会話の中に時々出てくるのが”誕生日”のお話です。
特に小さいさん達はその日が来るのがとても嬉しいらしく、その思いを私にも教えてくれます。
そんな時は

おめでとう！！＼(^o^)／

と、ハッピーバースデーの曲を演奏したりするのですが…Yちゃんの場合は一味違います(^-^)

去年の今頃、6歳になるYちゃんから、

「たんじょうびだから、おてがみかいてくるね！」

との予告があり、本当に翌週、心のこもったとても素敵なお手紙をもらいました♡

その時のブログはこちら→人見知りだからピアノレッスンは受けられない？～Yちゃん6歳さんの場合～

――――それから一年後、今度は7歳のお誕生日を迎えたYちゃんからまたまたお手紙をもらいました。
7歳になった報告と、ピアノをたくさん頑張って練習したこと、私への気持ち(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡1年生とは思えないほどの文章力がある、とても素敵なお手紙です。
それから、願い事を書く欄に、7歳の願い事が書いてありました。

「みなせんせいとれっすんをたのしく　れんしゅうやシールはるのがたのしいなぁっておもうからこれからまちがえないようにレッスンをする！」

こんなにレッスンのことを考えてくれているYちゃんに、胸が熱くなります。
そして自分の誕生日に、他の人にお手紙を書いて幸せな気持ちにするなんて、なんて素敵な感性なんだろう、と思います。

そんなピアノのレッスンを前向きに取り組んでいるYちゃん。本当に頑張っています！

当ピアノ教室（富谷市）に通う前から、おもちゃのピアノでいろいろと弾いていたようで、右手の動きがとてもよかったYちゃん。折角なので左手も同じように動かそう！ということで、「ひだりてのれんしゅう」という、左手のみの教材を取り入れました。
開始当初は弾きづらそうにしていましたが、

「回数を決めて練習すると、どんどん左手も右手のように絶対上手に動くようになるよ！」

と言うと、

「じゃ、なんかいやるか、すうじかいて」

と言われたので、

１，２，３，４，５

と、楽譜の上に数字を書いて、練習したらマルを付けるようにしてみました。数字をどこまで書くかは、Yちゃんと相談しながら決めます。無理強いは絶対しないし、その時によっては、申告する数が減るときもあります。けれど、本当に書いた数字の分だけ一生懸命練習してくるので、今では左手の方が得意なのでは？と思うくらい、左手を動かすのがスムーズになりました(^_^)v
先日、その数字を書くのをすっかり忘れたところ、Yちゃんは

「みな先生ひだり手のかずかいてなかったから、かいておいたよ！」

と、なんと自分で１７まで書いた数字に全部マルが付いていました。17回は今までで最多記録です！！✨

「すごーい！Yちゃん！！こんなにやったの？！さすが、練習しただけ上手になったね！！」

と伝えると、次の練習は18回やるそうです(≧▽≦)

ワークも自分からどんどん進んで、

「きょうは〇ページやったよ(´▽｀*)」

と、丁寧に書いた音符などを見せてくれます。今回のワークでは、音符を色分けして塗る所でしたが、塗る色に合わせて、音符がフルーツやモンスターボールなどに変身していて、楽しみながら塗っている姿が目に浮かぶようで、とても嬉しくなりました。

どんなことも楽しんで、そして相手も笑顔にする、そんな力を持つYちゃんには、こちらが教わることだらけです。
Yちゃんの優しい心と笑顔をずっと守りながら、一緒に前に進んでいきたいな、と強く思いました。