一月ってどうしてこんなに早いのだろう?と思うくらい、あっという間に時が過ぎていきます。
明けましておめでとうございます!とつい最近まで言っていたはずなのに…。
ある一説では、時間の感覚は自分の生きてきた時間と相対的なので、長く生きた分だけ時間が早く感じるそうです。
ということは、小さいさんほど時間がなが~く感じられる、ということですよね。本当にそうなのかとても知りたい私は、わざと小さいさんのレッスンの時に
「わぁ、もう1月も真ん中通り越しちゃった!この間お正月だったのに。早いなぁ!!」
と言ってみます。そうすると、小さいさんは大抵、
「ほんとだぁ!はやいね。」
と言ってくれます。「ええ、そうかなぁ?」という言葉が聞きたかった、と思う反面、人の話に合わせる、という能力が、もうすでに備わっている、と感じ、それはそれでビックリです。
小さいさんって、つくづくスゴイ✨
そして、1月を過ぎるとだんだんと身近に感じてくるのが、卒業式です。
中学校では、在校生は、卒業式や送る会で卒業する先輩方に合唱でエールを送ります。
私の所に来る中学生さん達は、この合唱の伴奏に意欲的な生徒さんが多く、
「オーディションがあるので見てください!!」
と言われる時期でもあります(^-^)
多賀城教室、中1のHちゃんは、これまで行われてきた合唱の伴奏オーディションには一度も欠席なしで参加したのでは?と思うくらい、とても頑張り屋さんです。
小学校の大事な記念イベントの合唱伴奏という大役をこなしたこともあります。
中学生になって、吹奏楽部に入り(やはり音楽が好きなのね♪)演奏会やらコンクールやらで忙しいはずなのですが、ピアノもほとんど休まず来てくれます。そして大変そうなそぶりを全く見せないのも、Hちゃんの凄いところです。
こんなHちゃん、やっぱり今回も卒業生を送る会での伴奏オーディションに立候補したようです。
「来週か再来週か、オーディションがあるからレッスンしてください!」
と言われ、たまたま今、Hちゃんのレッスン時間の次の生徒さんが中学3年生の受験生でレッスン一時お休み中で空いていたため、
「じゃあ延長してレッスンしようか!」
「うんうん!!」
ということになり、いつもの倍の時間、レッスンしました。
ピアノを上手に弾くために大切な一つとして、
『このメロディをどの指を使って弾き進めていくか』
というポイントがあります。なめらかな演奏のためには、なめらかな指の運びが必要で、メロディの重要な部分で指がうまく進まないために途切れる、ということは避けたい!
ちょっとこのお話は小さいさんには難しいので、そんな時は、
「たとえばね、”こんにちは!”って言いたいのに、”こ・んにち・は!”って言われたら、すごく変じゃない?」
と、メロディを言葉に変換して伝えたりするのですが、そこは中学生のHちゃん。運指がとても大切だってよくわかっています。
変なところでメロディが途切れたり、次のメロディラインに上手く進むために
「ここの指づかいはどうすればいいの?」
と真剣に聞いてくれるので、どうすれば滑らかで、しかもHちゃんの今の指に合った指づかいになるか、相談しながら一緒に考え、一時間で曲の最後まで譜読み完了しました!!頑張った👏
「ここまで来れば、あとは自主練で大丈夫じゃない?」
相当集中して疲れたと思ったのでそう言ったのですが、Hちゃんはなかなかピアノを離れようとしません。結局、次の生徒さんが来る直前まで一生懸命弾いて帰りました。
こうやってもくもくと練習に取り組み、弾けなかった曲がどんどん弾けるようになっていくプロセスを前向きにとらえられるって、すごくいい事だし、その集中力っていろんなところに有益に発揮できると思います。
Hちゃんのオーディションが成功しますように!って思いますが、もし仮に合格しなかったとしても、この取り組みはすでにHちゃんのおおきな力になっていることでしょう♪そんな意味ではすでに成功!!ですね(*^^*)
※現在、富谷上桜木教室は満室となっておりますが、この春に向けて空き枠が見えてきました。お待ち頂いている方から順番にお声がけしますので、あと少しだけお待ちくださいm(__)m 春に向けて、新しく習い事を考えていらっしゃる方も、公式LINEにて是非お気軽にお声がけ下さいね。