今年のGWは間に平日が入り、近隣の学校は祝日と登校日を繰り返していましたが、比較的お天気にも恵まれ、お休みには皆さんそれなりに楽しめたのではないでしょうか?

相変わらずコロナが収まらないので、遠出は控えましたが、下駄箱や冬服の整理をして、洗濯やお布団干しをして、草取りをして、ウッドデッキで焼肉パーティ―をして・・・

我が家の愛犬「王子(おうじ)」も、愛猫「ポポ」も、みんながお家でリラックスしているので幸せそうでした(に、見えました(*^。^*) )

 

さて、当教室では、今月も新しく仲間入りしてくれた生徒さんとのレッスンが始まりました♪春から年中さんのSちゃんです。

ホームページを見て、「先生も生徒さんもみんな楽しそうだったので!」と、体験レッスンに来て頂き(ありがとうございます!!)、早速5月からレッスンを開始することになりました。4月中旬の体験レッスンだったので、5月のレッスン開始までちょっと時間があったのですが、玄関を入るなり、かわいい笑顔で「こんにちは!先生ひさしぶり!!」と言ってくれて、早くもとろけてしまいそうになる私(〃▽〃)

Sちゃんの保育園では、音楽活動に力を入れているようで、体験レッスンでは、キーボードでいろんな曲を弾いていることを教えてくれました。小柄なSちゃんなので、手は小さく、おゆびも細いのですが、これが弾いてもらったらよく動く!

「Sね、ピアノが大好きなの♡」と、保育園で弾いた曲をいっぱい弾いてくれたので、やることをあれこれ用意して待っていたのですが、とにかく弾きたいという気持ちを尊重して、たくさん弾いてもらって、たくさん一緒に連弾して、とにかくピアノを弾くことを楽しんだ体験レッスンでした♪

今回の第1回目のレッスンでは、体験レッスンでやれなかった、手作りリズム棒を使ってメロディに合わせながらリズムをたたき、身体を動かすことをやってみました。

歩くテンポはイギリスの兵隊さん
早いテンポはことりちゃん
弾む感じはお馬さん
ゆっくりなのはしろくまさん

それぞれの絵のカードを見てイメージを作り、リズムをたたきました。全部とても上手にリズムに乗ってくれたSちゃん。

「とーってもよくできました(^▽^)」

というと、Sちゃん、

「じゃあ今度はこれを全部混ぜてやろう!」

と、提案してくれて、カードを一列に並べてくれました。兵隊さん、お馬さん、ことりちゃん、しろくまさん、の順になりました。

「いいねぇ♪じゃ、先生この順のリズムで頑張ってピアノを弾くから、Sちゃんもリズム棒でついてきてね!」

と、ピアノを弾きながら「兵隊さんが歩きまーす」「次はお馬さんだよ!」とか言いながら、笑顔でリズム遊びが出来ました。

このSちゃんの独創的な提案に、実はとっても感動していました。私の提案したことをやるだけではなく、自分はこうしたい!という気持ちを素直に伝えてくれたSちゃん。体験レッスンでピアノをたくさん弾いてくれた時もそうでしたが、自分はピアノを弾きたい!リズムはこんな風にたたいてみたい!という本人の意思は、出来る限り尊重し、バンバン取り入れていきたいと思っています。

そして、ピアノを弾く時の指の使い方をお話しながらピアノを弾きました。上手に弾けたので、

「スケッチブックに楽譜を作っちゃおう!」

「いえ~い作っちゃおう!!」

と、スケッチブックに線を弾いて、シールをぺたぺた貼ってドの音をたくさん作りました。

「何個出来たかな?できた分だけ弾いちゃおう!」

「弾いちゃおう!!」

なんでもノリよくついてきてくれるSちゃん♪

シールで作ったドの音符を、私の指さすテンポで、ゆっくり、や、早く、弾いてもらいました。ひとつひとつシールを指さしながら弾いてもらうのは、楽譜とは左から右に読み進んでいくもの、という感覚をつかむことだったり、視線が鍵盤や指だけに集中せず、楽譜を見て音符を読みながら弾く練習だったり、します。なんでもないお遊びのような中でも、大切なメッセージはたくさん含まれていて、だけど本人にとってはやはりなんでもないお遊びのような感覚で楽しく学んでもらえたら、というのは、初期の幼児ピアノ教育では特に、私の目指すところであったりします(*^^*)

そんなわけで第1回目のSちゃんのレッスンは笑顔のうちにあっという間に終了!今後、もう少し様子をみながら、Sちゃんにはどんな教材が最適か考えていきます(^^)

次回も楽しみながらレッスンが進むよう、あれこれ用意しますよ~♪

 

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