11月も末になり、朝晩冷えるこの頃。
体調管理に気を遣う季節ですが、当教室の生徒さん達は今日も元気いっぱいです(^▽^)/
今日は、6歳A君のレッスンでのお話。
A君は、4歳の半ばからレッスンに来てくれている、元気で優しい男の子。
夏が開ける頃から、お家の方の付き添いなしで一人でレッスンに来れるようになって、
小学校入学前に、ますますお兄さん度が増している生徒さんです。
レッスンを始めようとすると、教本の中に入っていた「ハッピーバースデー」の曲のページを開き、
「みな先生~、もうすぐ弟の誕生日だから、これを弾きたいの!」って。
おぉ~♪そんなお話は大歓迎です。
「すっごくいいアイデアだね♪弾こう弾こう!!」
A君、任せてちょうだい!
読譜が上手なA君は、あっという間に譜読み終了(^^♪
ご存知の通り、ハッピーバースデーの曲は、途中で
「〇〇ちゃ~~~~ん」とか「〇〇く~~~~~~ん」とか、
伸ばす部分があるので、そこは弟君の名前を歌いながら、合わせました。
リズムがわかりづらいところも、歌にしたり言葉にしたりすると、
ちいさな生徒さんもよく理解してくれます。
折角、こんなに頑張った姿を、お家の方に見てもらいたいと思い、
動画を撮ってお家の方に送ろう!という話になると、
A君はさらにおめめキラキラ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
私も連弾で参加させてもらいました。
動画を撮るとなると、うまく弾けていたのに突然間違ったりして、
A:「あれ?!ちょっと待って~」
私:「大丈夫大丈夫(^▽^) いくよ、せ~のっ」
(で、弾く場所が一音ズレる)
A:「あーっごめんねごめんね(;^ω^)」
私:「((´∀`))だ~いじょうぶ~!なんか緊張するよね~もっかい行くよ~せ~のっ」
わー!とか、きゃー!とか言いながら、楽しく動画が撮れて、
つたない編集ですが、編集してお家の方に送らせて頂きました。
とっても喜んで下さり、特にA君本人が何度も見てくれたそうです(^^)
弟君には、お誕生日まで内緒にするそうです♪
生徒さんの生活の一部に、ピアノがうまく溶け込んでいることを感じ、
とても幸せな気持ちにさせてもらったレッスンでした。
最近、両手の難しい曲も、お家で楽しく練習してるんですよ、とお母様。
これからも、”楽しい”を引き出しながらレッスンしていこうと思いました。