暑~い夏休みがやってきました!
未就学児~小学生の生徒さん達は、この夏休みにどこにお出かけするのかを、ニコニコとご機嫌に話してくれます(*´ω`*)みんなの”楽しみでしょうがない”といった表情に癒されている私♡

ですが、中学生になるとちょっと変わってくるようです。
部活が毎日入っていたり、吹奏楽部なら早速コンクールがあるし、宿題の量も多そうだし、塾の夏期講習があったり、しかも休み明けには実力テスト!!忙しい中、中学生になってもレッスンに通う子たちは、かなりの時間の使い方の達人だと思います。
そして、秋の合唱コンクールに向けて、伴奏で参加したい子たちが一層頑張って練習する期間でもあります。
当ピアノ教室の中学生さん達も、伴奏者オーディションに向けて早速楽譜を持ってきて、ライバルに負けじと練習を開始しています。

中でも印象的なのは、当ピアノ教室を6年生で卒業したH君。週に数回塾に通う事になり、あれこれ忙しくなって残念ながらピアノを辞めたけれど、合唱コンクールの伴奏をやりたい!と、久しぶりに連絡をくれました。

「合唱の伴奏をやろうと思っているのですが、僕には出来るのでしょうか?」

候補になっている曲は、「君と歩こう」と、「旅立ちの時~Asian Dream Song~」だそうです。
習い始めた当初から音感に優れていたH君、レッスンでは教本の宿題以外にも勝手にいろいろと弾いて聴かせてくれたりもしていましたので、辞めちゃうのは本当に勿体ないな、と思っていた生徒した。なので、伴奏をしたい!という気持ちになってくれたことがとても嬉しく思いました。
そんなことを相談してくれた時点で、もう私はH君にバッチリ弾かせる気満々になっていましたので、出来るかどうか、ではなく、

出来るためにはどのように練習するか

ということしか考えていませんでした(^o^)

そして、練習方法サンプルを箇条書きにして伝えました。

①自分がどの隙間時間をピアノの練習に充てられるか見つけて決める

②歌をたくさん聴いて理解し、楽譜をフレーズごとに分ける(A,B,C…でも、1,2,3…でも)
※フレーズは大体4,6,8小節で分かれる
※同じ部分は同じ記号にしましょう

③完成日を設定し、その日数により一日何フレーズ弾けるようにするか決める

④練習する!
片手で、両手で、特に弾きにくいところを重点的に
練習は歌えるなら歌いながら弾くとなお良いけれど、出来ないなら歌の音源に合わせて弾く練習を取り入れるとなお良い

⑤通し練習はフレーズ練習が終わってから

絶対に夏休み中に弾けるようにするから!と細かくアドバイスする私に、少し不安な気持ちが晴れた様子♪

早速、時間を作ってレッスンに来てもらい、曲の中で一番難しいと思われるワンフレーズを一緒に練習、全集中して45分のレッスンでそのフレーズが両手で弾けるようになりました!!

「ほら~!弾けたじゃない!!」

「ハイ!!自信出ました(^▽^) ヤッタ!!」

こんな前向きになったH君ならますます上達に拍車がかかりそうです。スラスラと弾ける自分を想像して進む!!やる気を後押しして、最後まで精一杯応援しまーす!!