今月は、運動会あり、秋休みあり、合唱コンクールや学習発表会の練習あり、校外学習あり…当ピアノ教室(富谷市)の周りの子ども達は、なんだか落ち着かず忙しそうです。

そんな中でも、今月も体験レッスンに来てくれたお友達がいます。年中さん5歳のK君です。
K君の通っている保育園では音楽教育にも力を入れている様子、音についての興味関心がうまく引き出されているなと感心します。
K君も、保育園で鍵盤にふれるようになり、お家でもよく弾いているそうで、体験レッスンをしてみたいというご依頼でした。

久しぶりの男の子の体験レッスン、どんなレッスンにしようかなぁ~♪とあれこれ考えながら、楽しみに待っていました。

私: 「こんにちは!!」

K君:「・・・・・・・」

はじめましてのK君は、ちょっと照れてしまったのか、お名前を話してくれたのですがよく聞き取れず、聞き直すとピアノの下に隠れてしまいました。

…実はピアノの先生ならご理解いただけると思うのですが、何かというとピアノの下にもぐってしまう子…いるんですよ。
グランドピアノは足がついていて下が空間になっているので、子供たちにとっては格好の潜り場所?です。

しかも、なにやら意味不明なペダルが3つもついていて、いかにも子供たちの興味関心をそそるような、魅惑的な形!!
触りたくて、ふんでみたいのは、よ~くわかります(*´▽`*)

こんな状況になってくると、お母さんの方が恐縮してしまうパターンが多いのですが、大丈夫大丈夫、ど~んといきましょう(*´ω`*)

私もピアノの下にもぐって、

「k君、お母さんから、k君がお家でピアノ弾いているって聞いたんだけど、なにか弾いてくれないかなー?」

と言うと、出てきてくれました!

なんと、「よろこびの歌」という曲のメロディを弾いてくれましたよ!!

「すごいね~!!どうやって覚えたの?」

「〇〇せんせいが、おしえてくれたよ」

と言って、今度は、

「どみそ~Cコード こっちはF・・・」

と、コード(和音)弾きだしました!!

「コードまで知ってるなんてすごい!!じゃ、これは知ってる?」(と、別の和音を弾く私)

「これはDだよ」

「じゃ、このなまえは?」

と言ったら、K君、

「だから~、〇〇 〇〇(K君の名前)って、言ったでしょ」

と、今度ははっきり教えてくれました(笑)あーっと、ごめんごめん、コードの名前を聞こうと思ったけど、聞き方がおかしくなっちゃいました(笑)
ですが、ここでお名前を教えてくれて嬉しい私です。

その後も一緒に作業しているうちに、あっという間に時間となってしまいました。

30分間の体験レッスンでは、お家の方のご質問等にお答えする時間もとっているので、実際のピアノレッスンは20分程度になるのですが、K君は「もっと弾きたい!」と言いながら30分ギリギリまで弾いていくれて、お家の方とお話する時間が本当になくなってしまいました。

次のレッスンの方がいたので、延長してお話することも出来ず、申し訳なかったなと思っていたのですが、数日後、お母さんからご連絡を頂き、K君はレッスンに通ってくれることになりました。

「家に帰って、お父さんに『じぶんでがくふつくったんだよ!』と何度も話してました♪」

と、お母さん。

いろんなことに好奇心旺盛なK君とのレッスンは来月から始まります。
K君の知的好奇心をくすぐるようなレッスンが出来るよう、準備しまーす(^▽^)/

 

好奇心旺盛さんも(*^▽^*)無料体験レッスンにてお待ちしています。