10月もそろそろ終わりという頃、当ピアノ教室(富谷市・多賀城市)周辺の中学校では、いよいよ合唱コンクールの本番がありました!!

今年は幼児期から習っていた中学生組全員が伴奏にチャレンジするということで、(小学校高学年から習い始めた方たちは除きます・・・みんな頑張ってます!(^^)!)伴奏という大役を任された生徒たちは、夏休み頃から本番まで、伴奏曲の練習に余念がありませんでした。

なんどかこちらのブログにも書いていますが、合唱伴奏の演奏法は、ソロ曲とはまとめ方、ポイントが違ってきます。

♬ピアノソロは

主旋律・ハーモニーをすべて一人で表現します。主役そのもの!
メロディの持つ雰囲気を自分で感じ、表現しながら、それを支えるハーモニーをバランスよく演奏し、いわばその曲の「世界観」を一人で作り上げます(*´ω`*)

♬合唱伴奏は

合唱をしっかりと支えていくのが大切!主旋律を声が担当するので、ピアノは主にハーモニーを担当します。
・テンポは一定に!
・リズムなどの輪郭をハッキリと!
・歌い手の歌い方、表現の仕方をよく聴き、常に歌を感じながら演奏する! などなど

普段、自分が主となって演奏している生徒たちは、伴奏者として合唱の支えの役割をする弾き方を一生懸命習得しようと、私のアドバイスをよく聞いてくれて、本当に前向きに取り組みました👏

・・・自分ひとりで演奏するなら、もし間違って止まってしまっても、誰に迷惑をかけることもありません。ですが、伴奏となると、止まるということは絶対にしたくないので、その部分ですでに緊張感が違うと思います。
私も、合唱で有名な某学校の合唱伴奏という大役を担った時、初回は緊張でおなかを壊しました(;^_^A

本番も近い仕上げの段階では、歌の部分を私が歌ったり弾いたりしながら、当教室の伴奏ピアニストさん達は本当によく頑張ったと思います!

ある中学校の合唱コンクールに実際聴きに行くことができました。壇上の子供たちは歌に乗って体を揺らしながら一生懸命に伝えようとしていて、そんな姿に心を打たれました。心が揺れる、感動するって、完璧かそうかとは違うところにもある、ということを再認識する機会でした。

そして。私の教室では、伴奏者賞を受賞した子も、惜しくも逃した子もいましたが、目標に向かって全力で走ったのはみんな一緒です!生徒たちもまた、やり切ったという充足感があり、受賞できたかどうか、はあまり問題ではないようなすがすがしい表情でした🌈

きっとこの子達はまた来年、伴奏するって言って張り切って練習するんだろうな♬と、いまから楽しみな私です(*´ω`*)

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