当ピアノ教室(富谷市・多賀城市)の近隣中学校では、いよいよ今週(21日~)合唱コンクールが開催されます!
中学生の生徒さん達は、この日に向けて、伴奏や指揮に練習を積み重ねてきました。
中1のY君。いつもまっすぐ、真剣に練習に取り組んでいます。夏休みからオーディションに向けて伴奏の練習を始めました。伴奏曲の演奏のコツを伝授しながらレッスンしてきましたが、学校の先生からのアドバイスもあり、どう弾いていいか悩む時もあったようです。一つひとつ解決しながら、特に後奏部分はY君の感性がキラリと光る素敵な仕上がりになりました°˖✧☆✧˖°☆
同じく中1、Hちゃん。早々に伴奏を任され、いち早く伴奏曲が仕上がりました。なのでレッスンでは、私がメロディ部分を弾いたり歌ったりして、歌を感じながら伴奏を弾く、ということを取り組みました。Hちゃんの良いところは緊張を物ともせず堂々と弾けるところ!
中2のH君は、去年に引き続き今年も伴奏にチャレンジです。部活や塾で忙しい中、よく時間を作ってレッスンに来てくれたと思います。H君のキラリポイントは、なんと言っても手が大きいので、私では届かないようなフレーズでも一回で弾けてしまう=なめらかな表現が出来たり、力強い和音の響きが作り出せる、というところです。うらやましい♡
中3のMちゃん。Mちゃんは指揮者として、今まで練習を頑張ってきました。歌の息づかいを一緒に感じながら指揮を振る練習をしたり、拍の伸ばし方、切り方、それぞれの場面での適切な指示の仕方、表現方法、などなど、やることはたくさんでしたが、頑張り屋さんのMちゃんは泣き言も言わずレッスンについてきてくれました。しっかりさんでみんなを引っ張っていける力があります!!
みんなそれぞれ良いところをたくさん持っています。そんな頑張る姿を見るにつけ、私はついつい
「どうせやるなら賞を狙っていくよ!!」
と思ってしまいますが、Mちゃんは
「賞を狙っただけの派手なパフォーマンスは、私はしたくないと思っているので、みんなと一体になって気持ちよく演奏できるように、ただそれだけのために頑張ります!なので、賞は別にいいです!」
と清々しく話してくれました。そうですね、本当にそう。音楽って、そんな表面だけのものではない。わかっているつもりだったのに、Mちゃんからまた教えられたような気持ちです。
私の生徒達も、そうじゃない人も、今週あちこちで行われる合唱コンクールがそれぞれの心に刻まれる良い時間となりますよう、心から祈っています。