あっという間に1月も中旬を過ぎると、だんだんと卒園式、卒業式の話が多くなってきます。
卒園を迎える小さいさんたちは、小学校へ向けた準備が着々と進んでいて、それまで甘えん坊全開だった子たちが目に見えてしっかりしてくる時期。
「みなせんせい～♪」
と甘えてきた子たちが、”一人でやる”という自覚を持ち始めて、遊びの延長のように仕向けて組み立てるレッスンでは物足りなくなってきているな、というのを、子ども達の言動から感じるようになります。
周囲が”もう小学生になるのだから”と煽っている(笑)わけではないと思うのですが、心身の成長と共に、周りからの声がけの変化を敏感に察知して、自覚していくのかなと思ったりしています(*´ω｀*)
4歳の頃から通っているOちゃんも、この春小学1年生。先日のレッスンでは、小学校に行ったら付けていくんだから、と、ハンカチティッシュが入るポーチをスカートにパチンと留めてやってきました。
「これね、Oちゃんがしょうがっこうにいってつかうからママがかってくれたの(￣▽￣)」
と、得意気に見せてくれました！中には真新しいしわ一つないハンカチが入っていました°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
そしてレッスンでも、自分で見てすぐわかるように、楽譜の音符毎に色を付けてきて（ドは赤、レは黄色・・・などなど）
「Oちゃんがひくからみなせんせいは（ひかないで、ゆびささないで）みてて！！」
と、右手左手を上手に使い分けて一生懸命楽譜を見て弾いてくれました。
…習い始めの頃は、どんどん違う事をやらないと集中が続かず、人見知りさんも相まって、慣れるまではいろいろと試行錯誤の日々でしたが、こんなに今、ピアノを弾くということに集中してこだわりを持って取り組んでいる姿に、感慨深い気持ちでいっぱいです。
勝手なもので、こんなにしっかりさんになってくると、”甘えん坊Oちゃん”が出現する回数も減っていくのだ、と寂しい気持ちにもなったりしますが、（そうです、自分のことを”Oちゃん”と言う日も、残り僅かと思われ…）これからもOちゃん自身をしっかりと見守りながら、Oちゃんらしくピアノと関われるよう、レッスンしていく気満々です！
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