ゴールデンウィークが開け、当教室の生徒さん達も本格的に新しい生活が始まっています(*^-^*)
このあたりではじわじわとインフルンザが流行っているらしいです…日によって気温差が激しい今日この頃、体調管理には十分注意を払わないと!ですね。

さて、昨日はいつも元気なニコニコIちゃん小学一年生がレッスンに来る日。
Iちゃんは今年の1月から習い始めたばかりの生徒さん。(入会したてのIちゃんの様子についてはこちら→「笑顔のパワーは計り知れない!今月から始まったIちゃん年長さんのレッスン」
保育園で音楽を親しんでいたIちゃんは、入会当初からリズム感も音感もバッチリでしたので、これに読譜力がついたらすごいことになるぞ!!ということで、この数か月間、読譜に重点を置いたレッスンをしていました。

…重点を置いた、と言っても、ビシビシ読譜ばかりやらせたわけではありません(*´ω`*)
読みやすく、短い曲の音符を「読み」「歌い」「弾く」 しかも「楽しく♪」 基本はこれだけです。
子どもの能力ってすごいと思うのが、この「遊んでいる」ようなことから、たくさんのことを吸収して知らないうちに出来るようになってしまう、というところです。大人は頭がいいのでたくさん頭で考えますが、むしろ「考える」からこそ、理解できないことは”出来ない”のかなぁと思ったりします。
教える立場としては、この能力を活かさないなんてもったいない!ということで、今までたくさん歌いながらレッスンしてきました。

先にも言いましたが、Iちゃんは保育園で音楽教育を受けてきて、お友達も弾ける子がいて、それこそ耳コピ、目コピ?で童謡などのメロディが弾けていました。こんな生徒さんは、「いまさらいちいち楽譜を見ながら、音符を目で追って弾くなんて面倒くさ~い」となりがちです。最初の方はIちゃんもそんな感じの印象でした。楽譜の音符を歌ったり読んだりするより、覚えて弾けるようになった曲を弾きたがりました。
これは全く悪いことではないと私は思います。音楽に対して興味関心がある、ということですから(^^)なのでそんな時は、思う存分弾いてもらって、なんなら私も伴奏でまざったりして、音楽を楽しむ時間にしました。そしてそれとは別に、音符を読んだり歌ったり、を地道に続けてきました。

新しい音符や記号を学んだ時、お迎えのお家の方に
「今日は〇〇を新しくやりましたよ!」と話すと、お家の方は必ずIちゃんに向って、
「へぇ!すごいねぇ!!じゃ、帰ったら教えてね(^▽^)」といつも言っておられました。そうやってお家でも前向きに関わっていただいた結果。

今では、自分の手を見ず、楽譜を目で追いながらスラスラと両手を使って弾けるようになりました♪しかも、練習してきていない曲まで、

「こっちもひきたい!」

と言って、初見(初めて見て演奏すること)で数曲サラサラと弾いて、なんと昨日、楽譜の最後の曲まで到達してしまいました!
楽譜を始めて12回目のレッスンで、です。これには私も少々驚いています(*_*)
とにかく、音符がわかって読めて弾けるって楽しい!と感じてくれた様子、私もとても嬉しいです(*´▽`*)
次回から、また新しい楽譜に挑戦ですが、なんでも笑顔で楽しく取り組めるIちゃんなら、きっと前向きに進めることでしょう♪
私もこれからもずーっと精一杯サポートしていきます(‘◇’)ゞ