今日はいつも元気なH君2年生がレッスンに来る日。

幼稚園の頃はじっとしている時間なんてもったいないと思っているのかと思うくらい、元気でパワフル(;’∀’)、とにかく楽しいことが大好きなH君でしたが、昨年ごろから、少年野球にも通うようになって、お兄さんらしいピシッとした態度であいさつが出来るようになりました。おふざけさんかと思いきや、真面目で繊細な一面があったりして、付き合えば付き合うほど、H君の良さがにじみでてくるような、そんな生徒さんです(*^^*)

さてそんなH君、習い始め当初から取り入れていたリトミックのおかげか、音てい・リズム感ともによく、初見視唱(初めてみた楽譜を正しいリズムと音程で歌うこと)もバッチリなのですが、やはり多くの生徒さんに見られる、「左手が右手より苦手」感があります。そして今H君が取り組んでいるのは、まさにその「左手」の練習です。
読めることは勿論大事なのですが、読めてもそれを正しく弾けないと意味がありません。これは普段あまり使わない左手指と脳のトレーニングでもあるのです。

この弾きにくさ、H君自身もよ~くわかっているようで、思ったようにスムーズに動かないからか、身体がムズムズしてきて

「う~~~~~~んもう~~!」

となったりします。でも、ここで偉いのは途中で諦めなくなったこと!

「難しいよね~。たくさん動かしたらどんどん思った通りに動くようになるよ!やればできる!!」

と励ますと、素直なH君は

「もっかい!(もう一回!)」

とついてきてくれます。成長を感じる瞬間です。

そうやって練習しているうち、H君の”楽しいこと大好き”な感情がむくむく湧いてきたようで・・・

「ド~はドラえもんのド レ~はレーズンのレ~ ミ~は三日月のミ~ ファ~はファンタスティックのファ~♪」

おぉぉ、面白過ぎる(笑)まだまだ続きます。

「ソ~はそうですね、のソ~、ラ~はラー油のラ~、シ~はしょうゆのシ~・・・」

ん?お腹が空いてきたのかな?(笑)

折角こうやってオリジナル「ドレミの歌」が完成したので、左手の練習の時にその情報を使って、

「ドラえもん~三日月~、レーズンファンタスティック三日月三日月そうですね~♪♪♪」

と歌いながら左手の練習に取り組みました。リズムが早く進むところは早口で言わなければならないので、それはそれで大変!2人で大笑いしながら練習に取り組みました(≧◇≦)
自分でもよいものが出来たと感じたのか、

「わすれないようにメモしとこ!」

と、楽譜に書き入れて帰りました。

普段の生活でも、ちょっと面倒だったりすることはたくさんありますが、こうやってなんでも楽しみながら取り組めるって大切ですよね。そんなことを改めてH君に教えてもらったように感じます。果たしてドレミの歌戦法がどうなっているのか、次のH君のレッスンも楽しみな私です。

 

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