今年のGWは真ん中に平日が挟まったせいか、休んだり学校へ行ったり、と、子ども達の様子もなんとなく落ち着かない様子でしたが、GWが過ぎて落ち着くかと思いきや、今度は運動会や中総体!!なかなか子ども達の生活ってハードだなと感じます。そんな中、いつも笑顔でレッスンに来てくれる当教室の生徒さん達!素晴らしい👏
さて、今日はピアノ練習での困りごとを生徒さんから寄せてもらいましたので、その話題についてお話しようと思います。それは、
「左手の音読み問題」
です!!
楽譜を読む時、右手はすぐに読めても左手は苦手・・・というお子さん、実はとても多いんです。そのお悩みって昔からの”あるある”です。
つい最近も左手読みに悪戦苦闘しすぎて、このままだとピアノ嫌いになっちゃうんじゃないかしら(;´Д`)と心配されて相談して下さった小学2年生のお母さんがいました。
これまで順調にすくすく楽しく成長していたので、不安になる気持ちはとってもよくわかります。ですがこの小学2年生あたりの、教材が進んで
「左右が改めて混乱」
したり、
「音の上下関係(ドレミ↑と上がる?ドシラ↓と下がる?)の混乱」」
って、とてもよくあることです。特に順調に進んでいた子ほど、ある日突然「できない」ことに気づいた時、混乱します。その気づきは、それ自体が成長の過程だと思います。混乱するという事は、それだけ自分の力で読譜を進めてきた、という事にもなります。
けれど、やっぱり「わからない」「できない」はモヤモヤしますからね、そんな時こそ!私に任せて下さい(^▽^)/迷える2年生Aちゃんに向けて、いくつか解消法を用意しました。
①ドレミがどちらの方向に進むか、五線譜を使って改めて確認
「どちらに進むかなゲーム」
②左右の指番号と音が違う事を確認
「指番号動かしゲーム」
③視覚で鍵盤と楽譜の理解をつなげるためのボード作成
④とにかく読んで書く!音読みプリントタイムアタック!!
それと同時に、左手読みが安定するまで、
⑤同じポジションで弾ける曲が揃った楽譜を改めて選定しました。
今日の様子はどうかな?と思いながらたくさんの解消法を準備してAちゃんのレッスンを待っていました。
「この間の、左手読みづらいってお話だけどね。読みづらいって思うってことは、それだけ今まで頑張って取り組んできたからこそ感じられることだよ。レベルアップしてる!ってこと(^^)
でもね、読みづらいのっていやな気分になるから、先生いろいろ用意してたんだけど、やってみる?」
と、あれこれ用意したものを一緒にやってみると。
「たのしい~!これやりたい!!」
って、言ってくれました(*´▽`*)
もともと、ピアノが大好きで練習もたくさんしていたAちゃん。すぐに私の説明も、解消法も理解して、早速笑顔で取り組んでくれました。
そして、レッスンの最後に④の音読みプリントタイムアタック!を
「わ!1分もかからないでできた!!」
とか、ワーキャー騒ぎながらやっていたところにお母さんがお迎えに来てくれました。Aちゃんが笑顔で
「おかあさんもおうちでタイムはかってね!」
と言っているのを見て、”絶対大丈夫!!”と確信した私でした。
常々、私がレッスンで心がけていることは、
「出来ない時こそ成長のチャンス!」
ということです。出来ないことは全くダメじゃない!出来ないからこそ、出来る、に変えられるのです。
じゃ、どうやって出来るようにするか?そのために私がいるんじゃないですか(⌒∇⌒)
ピアノ以外ではかなり忘れん坊で抜けまくっている私ですが、どうやったら弾ける?については、是非この私を活用して欲しいです。一生懸命手を変え品を変え、明るく前向きなピアノレッスンをします(*^▽^*)